2016年7月30日土曜日

エンジンリビルド(ボアアップ)

外注作業が終わったのでエンジン組み上げます。





ロアーケースは勿論オイルセパレータを外して綺麗にしてます。




クランク、ギヤーシフトドラムをセット




ミッションを組んで





アッパーケースとロアーケースを合体





シフターをセットしたら、
チェンジペダルを仮付けして、メインシャフトを回転させながら1速から5速までシフトアップ、シフトダウンが切り替え出来るかを確認。






Athenaのガスケットセットには、オイルポンプ部のガスケットが入ってないので作成








遠心力オイルフィルターのロックナットとワッシャーは新品に。
CB400Fのものを流用




ロックナットを取り付け後、ワッシャーの爪を立てて緩み止めします。
この時このような道具で一度爪を軽く起こしてからマイナスドライバーで曲げるとスムーズです。





右側完成





左側はワンウェイクラッチ関係の部品も外したので、これしか部品がない(笑)


チョッパーだけにチョップするのは外見だけではありません!




腰下完成!





ここからが本番。 腰上組み立てです。





暑すぎて写真がボケボケ




WISECO65mmピストンがシリンダーに納まりました!!




銅ガスケットも用意していましたが、
今回はボアテックの超高級ヘッドガスケット 径66mmを使用。




つーか高額過ぎ。。




でもニヤリ




バルブクリアランスを調整して




ロッカーアームのセッティング位置がズレないようにワイヤリング




正面視が最高にビューティー!







完成!

2016年7月29日金曜日

打倒!シリーズ WPC処理編

CB350のカムシャフトとロッカーアームって表面処理が悪いのか、だいたいカム面が虫食いでボロボロになっちゃってる。
今のエンジンのも全部そう、特にロッカーアーム。

程度の良さげな中古のカムシャフトとロッカーアームを入手したので、今回はそれを使おうと思います。

使用している内に虫食い状態になると予想されますので、WPC処理を試してみました。





出来上がったカムシャフトを見てニヤリ。
フリクション低下してスムーズに回りますように!

カムシャフトは鋳鉄のため、実際にはWPCではなくハイパーモリショットとスズ(?)を打った模様。




調子に乗った私はピストンにもWPC処理をする事にしました。

ピストンの左右が分からなく成らないように、右ピストンにはポンチを打ってから依頼します。




出来上がってきたピストンとピストンピン

鈍い輝きが素敵!!



外注作業はこれで全て完了。

それにしても随分とお金が掛かってしまいました。 しばらく貧乏生活が確定です…

2016年7月28日木曜日

打倒!シリーズ バルブ摺合せ編

三留兄弟製作所さんから『バルブのシートカットが終わったよ~』と金曜日に電話を頂いたので、
早速取りに行きました。

作業が早くて有り難いです。





私はタコ棒の摺り合せは長期的に見ると信用しないかな。
見た目的にはロマンチックな作業だとは思うけども。

だから今回は三留兄弟さんでシートカット&摺合せをお願いしました。

早速シリンダーヘッドにバルブをセット










組み上げるのが楽しみ~!

2016年7月22日金曜日

打倒!シリーズ WISECOピストン編 その2

シリンダーヘッドを三留兄弟製作所へ出しに行った際に、
ボーリングの終わったシリンダーを引き上げてきました。




これがクロスハッチという奴か
素人なもんで初めて見ました。




測定器なんて当然持ってないので仕上がりなんて分かりませんが、三留兄弟さんを信用します(笑)

分からないなりに、ピストンリングのギャップを測ってみる。





Top RING
 0.20mmは入るけど0.30mmはシックネスゲージが入らない。

2nd RING
 0.45mmは入るけど0.50mmはシックネスゲージが入らない。


Top RING
 0.30mmは入るけど0.35mmはシックネスゲージが入らない。

2nd RING
 0.45mmは入るけど0.50mmはシックネスゲージが入らない。


そんな感じです。
さぁボアアップは成功するでしょうか(笑)


ちなみにマニュアル記載の適正ギャップの計算式





各リングの見分け方



2016年7月20日水曜日

CB350 エンジン全バラ

蒸し暑い中、小屋に籠って作業するのは地獄のようです(笑)























取り敢えず分解作業は完了です。

組み立てるゾー

2016年7月19日火曜日

打倒!シリーズ ポート研磨編

偉そうなタイトルを書きましたが、ポート研磨と言う程の作業はしていません。

というか、「ポート研磨」 画像検索でヒットする美しいポートの写真達

あんなの私には無理!
鏡面加工やってる人なんて尊敬します(効果があるのかは置いといて)。

話が逸れましたが、ポート加工するのに使用したのはコレ





STRAIGHT のタングステンカーバイドバー エッグタイプ

これを電動ドリルに装着して削ります




このツール、滅茶苦茶良いです!!
これが無かったら途中で諦めていたと思う。





IN側はカーボンが溜まるはずもないので、バルブシートと燃焼室の間の段付きと鋳物バリを削ったくらい。





反対にEX側は40年積もったカーボンをひたすら削り取る





実は削った後に更にウェットブラストもかけてます。
綺麗になりました!







ホント頑張ったな、俺。





バルブはボール盤に咥えてポリッシュ

バルブシートカットとバルブ摺合せ作業を三留兄弟製作所へ依頼して来ました!