CB350EXPORTのタコメーターの取り出し口は、シリンダーヘッドの右サイドカバーにあります。
こんな感じ
トランダにはタコメーターは付いてないので使用しません。
必要無い物は取り外したい!
嵌っているタコメーターギアを引っこ抜きます。
エンジンばらさないでも、ペンチなどで強めに引っ張れば抜けますよ。
この先端のギアが、カムシャフトに設けられたギアと噛んで回る訳だ。
サイドカバーにポッカリ空いた孔は塞がないといけません。
このままではオイルがダダ漏れです。
タコメーターギアを付けたままメクラキャップをしているのは有りますが、
私のように引っこ抜いてしまった人は見た事ありません。色々と計測して考えます。
で、設計したタコメーター取り出し口のメクラキャップ
Oリングでオイルを遮断する構造にします。
OリングのサイズはP-7(JASO-1007)、素材はフッ素にしました。
Oリングが嵌る溝は規格を見ながら設計しました。
あとはASK MC様に注文して旋盤で製作して貰います!
素材はアルミ。
取り外しに困らないように雌ネジも設けます。
仮装着
オイルラインを塞いでいないかも、勿論チェックします。
タコメーターキャップにはネジを通すためのエグりを設けます。
サンダーで削ります。 下手糞な加工だってツッコミは禁止です…笑
後はOリングを嵌めて、シリコングリスを塗りたくり~
挿入!!
ネジを締めてメクラキャップが動かないように固定
出来たぁ!!!!
結構走りましたが、オイル漏れはありませんので成功です!
CB350のエンジン
カムシャフトとタコメーターギアは噛んでいるということは、
カムシャフトの回転には少なからず抵抗を与えているはず。
タコメターギヤが無くなったからフリクション低減して、ちょっとは速くなるかな??笑
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